皆様、明けましておめでとうございます。
毎度恒例の海底ケーブル切断で、またインターネット速度が遅くなっています。
記事では、影響は軽微だと記載されていますが、Youtubeは頻繁に読み込み状態になって、動画じゃなくてスライドショー状態になっています。ぜんぜん軽微じゃありません。
毎回毎回、ブンタウ沖で切断してるみたいだけど、ベトナム政府は一向に予防措置を取らないですね。なんでだろうね?
ベトナムに住むようになってから感じたことですが、これが「先進国」と「後進国」との決定的な差だと思っています。先進国は、不具合や事故を想定して、事故を回避するための工夫や代替部品の確保などを常に考えています。いわゆる「予防措置」ですね。しかし、後進国は事故や不具合が起きてから考えます。そしていつも責任の押し付け合いです。
先日ホーチミン空港で、管制塔が停電になり、航空機の管制が出来なくなるトラブルがありました。バックアップも含め、3系統ある電源がすべてダウンしたことが原因でした。しかし、ニュースによると電源管理の担当者が職務怠慢で解雇されただけです。
この調子なら、通信ケーブル切断も、管制塔の停電も、また起こると思います。
光海底ケーブルまた切断、迂回ルートで影響は軽微
5日午前8時4分ごろ、東南部バリア・ブンタウ省から香港までを結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故がブンタウ市の沖合いで発生し、ベトナムから海外へのインターネットアクセスに若干影響が出ている。
復旧工事の完了時期については見通しが立っていないが、ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)、FPT情報通信[FPT](FPT Holdings)傘下のFPTテレコム(FPT Telecom)、ベトナム軍隊通信グループ(Viettel Group=ベトテル)などAAGを使用している業者は、昨年発生した切断事故以降、陸上の迂回ルートの通信量を拡張するなどの対策をとっているため、今回の事故による影響は大きくないようだ。
AAGの切断事故は、2014年の7月と9月に発生しており、7月の事故では、復旧まで2週間を要し、インターネットアクセスに大きな影響を及ぼした。ベトナムまでを結ぶ海底ケーブルは4本あるが、このうちAAGの通信量が最大となっている。
(2015/01/05 VIET-JO記事より http://www.viet-jo.com/news/social/150105063529.html)
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